NTTdocomoが2667億円を出資していたインドから撤退というニュースがあったので、インドのキャリアの状況を調べてみました。
NTTdocomoは2009年にタタ・テレサービシズの発行済株式合計26.5%を2667億円で取得したわけですが、今回この株式を全て売却します。
少し古いですが、インド国内の通信キャリア市場のレポートがありました。
The Indian Telecom Services Performance Indicators(PDF)
これを見ると、2013年7月の時点で、タタのシェアは7.23%で6位。
しかも成長率はマイナスと低迷していることが分かります。
docomoのこれまでの大型投資の歴史
NTTdocomoのこれまでの大型投資を振り返ってみると。。
2000年にオランダのKPNに4000億円投資し2005年売却
→2600億円損失
2000年にアメリカのAT&T Wirelessに1兆2000億円投資し2004年売却
→5000億円損失
2009年にインドのTataに2670億円投資し2014年に売却
→500億円損失
こうやって見てみると、投資が上手になってきているとも言えますねw
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ドコモがインドから撤退したので、インド国内キャリア市場を調べて見た is a post from: ネットワークエンジニアを目指して