米国のProlexicというセキュリティ会社が、最新のDDoS攻撃に関するレポートを発表しました。
Average Attack Bandwidth up 718 percent;
Average Packet-Per-Second Rate Reaches 32.4 Million
According to Prolexic’s Q1 2013 DDoS Reportvia:Q1 2013 DDoS Attack Bandwidth up 718%; Ave. 32.4 Mpps | Global DDoS Report | Prolexic
その発表によると、2013年1QのキャリアやISPへのDDoS攻撃は、2012年と比較して718%増加しているそうです。
48Gbpsの帯域が使われ、PPSは3240万PPSに上ったとか。
2012年Q4と比較して、DDoS攻撃に使われた帯域が、5.9Gbpsから48Gbpsに上昇しているそうです。
攻撃元の国は中国がトップで、レイヤ3およびレイヤ4への攻撃が全体の76.5%を占めていて、攻撃のタイプとしては、TCP SYNフラッドが全体の26%でトップ、次いでTCP GET(19%)、UDP(16%)、ICMP(15.5%)と続いています。
キャリアにとっては無駄な設備投資にしかならないわけで、今後もさらに増加していくのであれば、根本的な対策も必要になってきそうです。
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DDoS攻撃が2013年に入って718%増加! is a post from: ネットワークエンジニアを目指して