Googleがセールスフォースの買収を検討していというニュースがありました。セールスフォース買収の理由としては、Googleのクラウド事業を強化し、Amazon AWSとMicrosoft Azureに対抗する事が目的とのこと。
Late in 2019, executives within Google’s Cloud Platform issued a relatively herculean challenge to its engineers and developers by publicly stating it not only wants to bolster its presence in the market among its biggest rivals by 2023 but beat the likes of AWS and Azure by that same modest three-year projection.via:Google may be looking to jump start its cloud competition with Salesforce acquisition » OnMSFT.com
現在のパブリッククラウドのシェアはAWSが47%とダントツで、次いでAzureの16%、Googleは4%と後れをとっています。
記事によるともし買収する場合は、27兆円の買収金額になるのではと書かれています。
GoogleがAWSやAzureに対向するには、それなりの買収しかないだろうなとは思ってはいましので、もしこの買収が実現するとクラウド業界にはそれなりのインパクトがありそうです。買収金額が27兆円というのは、妥当かどうかは分かりませんがとんでもない金額であることは事実ですね。
ただこれはあくまでもアナリストの予測であって、Googleの正式発表ではありませんので、実現するかどうかは分かりませんし、現状は検討している1つの案に過ぎない程度と思っておいたほうが良いかも知れません。
もはや国産クラウドでは、勝負にならない時代に突入していきそうです。
国産クラウドの存在感が薄れゆく現状を象徴するニュースが相次いでいる。NTTコミュニケーションズ(NTTコム)はパブリッククラウドサービス「Cloudn(クラウド・エヌ)」の新規受け付けを2019年12月1日に停止し、提供も20年12月31日で終了すると発表した。via:国産クラウド終わりの始まり NTTコム撤退の深層 :日本経済新聞