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Appleが自動車ビジネスに参入すべき10の理由

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car

数ヶ月前にAppleもSelf Driving Car(自動運転車)市場参入の可能性を伝えています。

Technology giant Apple (AAPL.O) is looking beyond mobile devices to learn how to make a self-driving electric car, and is talking to experts at carmakers and automotive suppliers, a senior auto industry source familiar with the discussions said on Saturday.

via:Apple studies self-driving car, auto industry source says | Reuters

Tesla Motorsの存在感が増す形で電気自動車が急激に進歩してきています。電気自動車は今までのガソリン自動車に比べて垂直統合型ではないため新規参入が容易です。そのため、ここ10年ぐらいで電気自動車のスタートアップが多く登場し、激しい価格競争とともに自動車産業を大きく変えていくと思います。

参入障壁が下がり、車は究極のモバイルデバイスととらえれば、Appleの自動車市場への参入を検討するのは当然といえば当然ですね。

そんな中、「Appleが自動車ビジネスに参入すべき10の理由」という記事がありましたので紹介します。

It’s looking more likely than ever that Apple is getting into the car business. Rumors of “Project Titan” have been swirling for months, including reports of a top-secret research lab staffed with hundreds of automotive engineers and even speculation that Apple is gearing up for automotive production in Ireland, where it already has a big presence.

via:10 Reasons Apple Should Get Into The Car Business – Forbes

10の理由は以下の通り。

Appleには潤沢な資金がある

自動車産業には多くの設備投資と研究開発費が必要です。Appleの軍資金は2000億ドルと世界最大ですので、資金面では全く問題ありません。

ディーラーとの問題も起きない

米国には、ディーラーを介さずに自動車を直接販売することは許さないという法案がある州がいくつかあります。この法案が、直接販売を基本とするTesla Motorsに打撃を与えるとも言われています。

高級EVテスラの快進撃に米ディーラーの悲鳴 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

しかし、Appleの場合は大きな問題にはならないだろうと書かれています。理由は、Appleは政治家へのロビー活動に長けているからとのこと。

Appleは車を製造する必要がない

Foxconn や Samsung にiPhoneの製造を依頼するように、自動車の委託製造業者を雇い、Appleは設計、エンジニアリング、マーケティングを行うだけだろう。

Appleは今までの自動車産業の問題点を持っていない

Appleは古い自動車製造工場を持っていないし、面倒な労働組合も持っていないし、古くさい管理手法も持っていない。

すでにTesla Motorsは道を示している

Appleがスマートフォンへの道を示したように、Tesla Motorsが次の自動車産業の道を示してくれている。

Appleという信頼性

ブランド価値は自動車事業では非常に重要であり、Appleという強力なブランドは自動車事業でも特別な価値になるだろう。

消費者はAppleから自動車を買うためにプレミアム価格を支払う

消費者はiPhoneやMACを手に入れるためにプレミアム価格を支払っている。Appleユーザーは同様に車にもプレミアム価格を当然のように支払うだろう。

優秀な自動車ビジネスに精通した社員の獲得競争にも勝つ

Appleの資金力とブランド力があれば、自動車ビジネスに精通した社員の獲得競争にも勝つだろう。

Appleは1種類の素晴らしい車を作れば良い

iPhoneの戦略と同じように数種類の車種を用意する必要は無く、1種類の素晴らしい車を用意するだけで良い。この選択と集中はAppleにとって大きな利点になる。

他の会社には出来ない大きなリスクをとることができる

Appleが研究開発費に使う200億ドルは自動車業界では過去最大の予算となるが、Appleの総額資金でいえば10%でしかない。

まとめ

以上、「Appleが自動車ビジネスに参入すべき10の理由」を意訳してみました。個人的にはいくつか「それってどうなの?」ってのがありましたし(実はApple辞めてTeslaに転職した人が多いとか)、そもそも自動車市場の平均利益率が10%程度という中で、40%の利益率を叩きだしているAppleが本当に参入するのかは少し疑問です。

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Appleが自動車ビジネスに参入すべき10の理由 is a post from: ネットワークエンジニアを目指して


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